エンターテイメントな日々

エンターテイメントに関して綴ったブログです。 映画・音楽・アニメ・アニソンの裏方として生きること20年、 パフォーマーとして人前に立つようになって10年。 趣味と実益を兼ねて、ではなく、実益と実益を兼ねて、 改めてエンターテイメントを表からも裏からも語ってみようと思って作ったブログです。

「ましろのおと」6話の感想

ましろのおとの6話を見ました。

今回のお話は、若菜ちゃんのセリフ「雪にはもっと貪欲になってもらいたい」この一言にすべてが詰まっていると思います。

◆高校生、部活と言えば合宿!
一行は、津軽三味線甲子園に向けて、青森で合宿を行います。
団体戦で演奏する曲をみんなで練習するも、スランプに陥っている朱利。
今回の合宿を提案し、津軽三味線愛好会の指導を行っている大俵は、一行を津軽海峡の見える岬に連れ出し、津軽三味線の歴史を話始めます。歴史や身分制度などがあった三味線も、太棹が登場するころには、純粋にその音色に魅了され、その魅力を伝えていきたいと思う人々が現れました。それは津軽を越えて、津軽三味線が時代の変化とともに、広まっていったというのです。そこで何か自分の音を見つけるヒントを見つけた雪。

◆音が聞き手の心に残ること
青森に来ているということで、雪の様子を見に来る若菜。津軽三味線業界注目の、津軽三味線甲子園へ、母親の梅子に勝手にエントリーされて個人へ出場することになっている雪は、「(個人戦で)弾きたい気持ちと、弾きたくない気持ちが半々だ」と若菜に告げます。
雪にはもっとどん欲になってもらいたい若菜は、一言「弾きたいか・・・。優勝したいじゃないんだな」と言います。
そして雪は考えます。祖父の松五郎が生きていたら、なんというだろうか?と。弟子すらとらなかった人だから・・・という何気ない一言から、若菜が昔、どうして弟子をとらないのか?と聞いた時に、自分が引いた音がみんなの中にあれば、みんなが弟子だと応えたそうです。更に、お客さんの反応が何よりの教えでなので、自分に教えることはないといったそうです。
松五郎の話を聞いた雪は、人に聞かせないと自分の音は見つからない、そんな風に思うようになりました。

◆やっぱり朱利の転機は雪
朱利は相変わらずスランプから抜け出せません。この合宿中に何とかスランプから抜け出したい、そんな想いを持っています。するとどこからともなく三味線の音がします。音のする方へ行ってみると、雪が一人で練習をしています。
朱利はその音を聞き、自分の中からどんどん音があふれてきて、つい「わっ!」と口をついて出てしまいます。その声は、合いの手にしては最高のタイミングでした。音楽の流れにのる感覚に気づいた朱利。翌日の団体戦の練習では初めてノーミスで演奏をすることが出来ました。

◆人と音の交わり
人に聞いてもらうことの重要さに気づいた雪は、改めて個人戦に出場することを決めたのでした。
今までは、松五郎の音を追いかけていて、自分の中で津軽三味線を弾いていた雪に転機が訪れた回でした。松五郎は自分の生活のために津軽三味線を弾いて言いました。しかし時代が変わり、津軽三味線も時代とともに変わってきたこと、そんな中で、人に聞いてもらうことが一番の練習であり、その中で自分の音というものが見つかってくるものだと気づいたのです。
甲子園で、個人戦にも出ることを決めた雪、これから甲子園までどんな日々が待っているのでしょうか?