エンターテイメントな日々

エンターテイメントに関して綴ったブログです。 映画・音楽・アニメ・アニソンの裏方として生きること20年、 パフォーマーとして人前に立つようになって10年。 趣味と実益を兼ねて、ではなく、実益と実益を兼ねて、 改めてエンターテイメントを表からも裏からも語ってみようと思って作ったブログです。

「スーパーカブ」9話の感想

スーパーカブの9話

を見ました!

スタッフさんの素晴らしさと、遊び心が見えた回でして!
本当に、この作品は綺麗で、丁寧で、感心してしまう作画です。

◆交わらないグレーとオレンジ
今回感心したのは、番組恒例、終盤に出てくる小熊の心情描写の語りのシーン。いつもの牧原の交差点での空と雲の色を見て、非常に切ない気持ちになりました。
語りの内容は前向きなので、切ない気持ちになったのは、個人的な感情なのですが、深い秋から冬にかけて、夕方になると雲の色が濃い目のグレーになります。そこにあたたかい季節の温度の名残を保ったような夕日のオレンジ色の光がさします。この暖色と重苦しいグレーの交わりが私にはなんだか切なく感じるのです。重苦しいグレーの色を見て「そうか、寒くなってきたって言いたいんだな」というのが本当によくわかりました。
アニメなので決してリアルさ、現実に近いことが大事だとは思いませんが、それでも背景だけで人の心が動かせるというのは、結構レベルが高いと思います!

◆原作へのリスペクト
原作のこともものすごく大事にしているなと感じました。
それは2つあります。1つは、バイクの二人乗り。礼子のカブの後ろにしいちゃんが乗っかります。しかもしいちゃんめっちゃ怖がってます!(笑)
6話放送後にニュースになった二人乗りですが、




懲りずに二人乗りの表現をしたのは、原作に準拠しているのっだろうと思います。(原作読んだことないのですが)

◆スタッフさんの遊び心?
更に、しいちゃんが用意してきたイタリア風のミルクティ、お店で出したカプチーノには隠し味にお酒が入っていますが、画面右下にいきなり「量が多いと飲酒で罰せられるから注意」というテロップが出てきます。なんか急にリアルなものが出てきて笑ってしまいました。以前はそういうシーンがあっても「まぁアニメだしね」と思いながら見ていましたが、こういう、ある種リアルさが魅力の作品では、気にする方がいらっしゃるんでしょうねぇ。でもそこをものともせず、ちゃんと描いたのはやはり原作にあるから、それを忠実に再現したいという気持ちだったんだっともいます!その心は大事です!
それにしても、そんな注意書きが出てるのに、礼子さん「もっとたっぷり入っている方がいい!」ってセリフ(笑)これ、スタッフさんタイミング計って入れてるな?(笑)

◆広がる人脈、増えるキャラクター
今回は、更に寒くなった中で、カブに乗るための防寒をどうするか?ということがテーマでした。人付き合いの苦手な小熊は、カブのためなら人と話すことができると言います。しいちゃんのお父さんに高価なウールをもらったり、それを家庭科の先生にアレンジしてもらったり、ウィンドシールドの付いたカブに試乗させてもらったり、アニメ作品という観点でいえば、小熊が人と接することで登場人物が増えました。(笑)
そんな中、しいちゃんがたまにさみしい表情をします。小熊と礼子に対する感情は憧れなのか?単に仲良くなりたいのか?どちらかよくわかりませんが、小熊と礼子が二人してカブでどこかに行ってしまうと、ちょっとさみしそう。でも、礼子のカブに乗って「速い~!!」って怖がっているところを見ると、バイクの免許は無理かな??それでもナイスアイディアだったのはウィンドシールドを買うか?買わないか?悩んでいる小熊と礼子に「試していたらいい」といいます。自分が文化祭でエスプレッソマシーンを借りて使って見たら、いいもので、欲しくなって買ったと言います。これは小熊と礼子も納得の体験談!そこで早速、礼子は信用金庫のおじさんに相談して、その会社所有のウィンドシールド付きカブを試乗させてもらいます。そして、お金がないとか、ダサくてヤダと言っていた小熊も礼子も、速攻ウィンドシールド購入(笑)

さぁ、この3人の友情はこれからお互いの生活にどんな影響をしていくのでしょうか??
しいちゃんもカブに乗るようになるのかな?